商業施設やオフィスで見かけるフェイクグリーン!メリットについてご紹介

造花は以前からあり、開店祝いの花輪などでなじみがあります。その脇役のような存在であったフェイクグリーンが、最近は生花に劣らず人気です。ビルのロビーや商業施設の広場から、オフィスのインテリアとして盛んに利用されています。フェイクグリーンは多くのメリットを備えているだけに、人気があるのです。今回は、フェイクグリーンについて、成り立ちからメリットやデメリットまで詳しくご紹介します。

1.フェイクグリーンとは

フェイクグリーンは、直訳すると「偽物の緑」ですが、植物をモチーフにして、植物らしく模造した人工の観葉植物の総称です。インテリア用の大型のグリーンから、部屋の片隅に何気なく置かれる、小さな鉢植えの置物までさまざまな種類があります。

もともとは冬が長く緑となじめない期間が長い北欧で、寒い冬の季節でも植物が楽しめるようにという、思いから生まれたという説があります。それだけ、人間にとって緑は重要で、フェイク=偽物というより、代替えの緑というほうがより適しているようです。実際に、「人工植物」「アートグリーン」「アーティフィシャルグリーン」「インテリアグリーン」などの呼び名もあります。

1-1.フェイクグリーンは急速に進化中

近年フェイクグリーンの製品技術が大きく向上したことで、品質が向上し、製造されるグリーンの種類が増え、机上サイズから壁面いっぱいのサイズまで豊富になってきました。

フェイクグリーンによる「癒し効果」も期待され、年々人気が上昇し、需要が増え続けています。需要が増えたことで、再現性もアップし、デザイン性も高くなり、質感まで本物に近づいて手軽にインテリアとして取り入れられるようになりました。フェイクグリーンは、多忙でタフすぎる現代社会に、あるだけで癒し効果が期待できる商品といえます。

1-2.フェイクグリーンは急速に拡大中

木造のスタジアムや木造を取り入れたビルなど、社会全体が木や花など植物を日常生活に取り入れるようになってきました。そこから、商業施設やオフィスなどの応接室やロビーなどの壁面が、フェイクグリーンで緑化されることが増えているのです。さらに、随所に観葉植物が設置されるなど、さまざまな場面でフェイクグリーンが使われている場面をよくみかけるようになりました。

2.フェイクグリーンのメリット

「手間をかけず」「場所を選ばず」「視覚的に植物を楽しめる」が、フェイクグリーンの特徴です。そのほかにもフェイクグリーンのメリットはあり、その中から主なポイントについて、以下でご紹介します。

2-1.癒し効果

フェイクグリーンは、フェイクであれ「緑」です。緑=グリーンは、安らぎや落ち着きを与え、リラックス効果や疲労回復効果が期待できるといわれています。フェイクグリーンは人の心を癒やしてくれるのです。完成度が向上したフェイクグリーンを設置するだけで、本物の植物に劣らない「癒し効果」が期待できます。 

2-2.手入れがいらない

フェイクグリーンの大きなメリットの一つが、水やりや日光に当てるなどの手間がなく、枯れることもなく、ほとんど手入れをしなくて済む点です。その面はめんどくさがりやの方に喜ばれるでしょう。

2-3.季節を選ばずにすぐに設置できる

本物の観葉植物は旬の時期があり、枯れることもあります。それだけに、植物によっては飾れない時期もあります。一方、フェイクグリーンなら季節を問わず、一年中室内に置け、グリーンが楽しめるのです。

2-4.害虫駆除の手間がかからない

室内に植物を置いたときに、植物によっては虫が付きます。それも、害虫が付くこともあるでしょう。小さな虫が部屋を飛び交うと煩わしいものです。その点、フェイクグリーンは虫がつきません。害虫対策も不要です。さらに、枯れることもありません。

3.フェイクグリーンのデメリット

人気のフェイクグリーンにもデメリットがあります。それほど多くはありませんが、フェイクグリーンのデメリットについてご紹介します。

3-1.状況によりほこりや汚れが付きやすい

フェイクグリーンは、材質や置かれている場所によって、ほこりや汚れがつきやすい種類もあります。とくに、樹脂製のフェイクグリーンはほこりが付着しやすく、こまめな部屋の掃除と、たまにフェイクグリーンの手入れが必要です。

3-2.日焼けに注意

基本的にフェイクグリーンの大部分が「屋内用」として製造されています。主な材質は、ポリエステルかポリエチレンのプラスチック系です。プラスチック系の素材は、光や熱による劣化が考えられます。なかでも、直射日光の紫外線による劣化や退色は避けられない面があります。室内に設置した場合でも、窓からの直射日光は気を付けましょう。

4.まとめ

フェイクグリーンの進化は著しく、最近は本物と見分けのつかないような精巧なフェイクグリーンが主流です。世話をしなくて済むフェイクグリーンは、賢く使えばたいへん便利です。逆に、どうしてもグリーンの世話をして、大きくすることが楽しみであれば、本物の植物が適しています。自分の好みに合わせてフェイクグリーンとリアルグリーンを使い分け、楽しみましょう。

「株式会社グリーンアイランド」は、本社を静岡県牧之原市においています。そこをメインに、横浜・静岡全域でガーデン管理・観葉植物レンタル・グリーンレンタルを承っております。また、フェイクグリーンとして、人工の樹木や植物・人工芝・人工の葉や枝・ガーランド・壁掛け装飾の対応も可能です。

当社は、ご自宅のガーデン管理のほか、オフィスやイベント会場での観葉植物レンタルも行っております。グリーンとフラワーを取り扱っているため、植栽に関するトータルコーディネートが可能です。また、店舗での観葉植物や園芸雑貨の販売、ギフトのフラワーアレンジメントや花束の作成も承っております。お気軽にご来店ください。お待ちしております。