2022年06月16日

サツキ?ツツジ?

今回紹介をするのはサツキです。

いきなりですが

サツキとツツジって似ていませんか?w

違いがよくわからない…という方も多いです。

江戸中期にツツジのブームがあり

数多くの園芸品種が作出されました。

これらをおおまかに区別するために

4月から5月中旬に開花するものを「つつじ」!

5月下旬から6月上旬に開花するものを

「さつき」と呼び始めたそうです。

サツキ

 

 

 

サツキは常緑の低木で

関東地方以西の本州のほか

屋久島に隔離分布しています。

開花期は5月下旬から6月上旬で

ヤマツツジなどよりも1か月ほど遅く咲きます🌸

園芸用に乱獲されたほか、河川の護岸工事

ダムの建設によって生育地が少なくなり

絶滅が懸念される植物の一つです。

さつき

 

 

◆管理方法◆

庭植えの場合は、少なくとも午前中は日が当たる

腐植質に富んだ、水はけのよい場所が適しています。

鉢植えの場合は、開花期は室内でも観賞できますが

基本的に通年戸外で管理します。

夏は半日陰、そのほかの時期は日当たりのよい場所に置きます。

冬は、乾燥した寒風に当たらない場所へ移動させてください。

◆水やり◆

通気性を好み、地表近くに細い根が張るため

乾燥に弱いという特徴があります。

春は盛んに成長するので、鉢植え、庭植えともに

乾燥させないよう注意してくださいね⭐︎

鉢植えは、夏の高温期には、暑い日中を避けて与えます。

庭植えは、基本的に水やりの必要はありませんが

夏の間は乾かさないようにしてください。

肥料

鉢植え、庭植えともに、花後から7月上旬まで

緩効性化成肥料や固形の油かすを1か月に1回施します。

9月下旬から10月に1回、また寒肥を2月に施します。

病気 褐斑病、疫病

サンゴに似ている観葉植物

見た目がサンゴに似ている

ミルクブッシュ🥛←?

日本ではアオサンゴとも

呼ばれているそうですよ

ミルクブッシュ

 

 

ミルクブッシュは熱帯アフリカ

南アフリカに分布します。

形がユニークな観葉植物として人気があります😊

枝は緑色で棒状の多肉質で、よく分枝します。

◆置く場所◆

年間を通して光線によく当ててください……

◆水やり◆

鉢土が乾いたら与えます。

◆肥料◆

春から秋の生育期に

緩効性化成肥料を23か月に1回施します。

◆病気◆ 枝枯病など

春から秋に枝枯病が発生します💦

見つけたら、病気に侵された部分は除去します。

◆害虫 カイガラムシ

年間を通してカイガラムシが発生します。

見つけたらできるだけ早く防除してくださいね💦

クレマチス⭐︎

本日はクレマチスをご紹介します。

クレマチス

 

 

クレマチスは、古くから親しまれている

ガーデンプランツの一つです😊

英国ではつる性植物の女王として位置づけられ

バラのパートナープランツとして親しまれています。

クレマチスは品があってキレイですよね

テッセンと呼ばれることもあります。

じつはテッセンとは、中国に自生している

6枚の乳白色の花弁をもち

雄しべが花弁化している一つの原種のことだそうです。

クレマチスのなかには、1年に1

スポット的に開花する一季咲きのグループのほかに

長期間にわたって花が次々と咲いたり

剪定すると繰り返し咲く四季咲きのグループがあります。

四季咲きのグループには、上を向いて大きな花を咲かせる

おなじみの大輪園芸品種のフロリダ系や

横や下向きに多くの花を咲かせる小

中輪のヴィチセラ系、チューリップ形やベル形で

チャーミングなテキセンシス系・ヴィオルナ系

すらっと伸びて絡みつかず

下や横向きに咲くインテグリフォリア系などがあります。

上手に品種や系統を揃えると

一年中花を楽しむことができますよ😊

クレマチス

 

 

◆管理方法◆

日光を好むので、半日以上よく日が当たる

場所で育てるのがいいですよ〜!

半日陰でも明るさがあれば

やや花つきが悪くなったり徒長しやすくなりますが

花を楽しむことはできます。

なお、水はけのよい場所や用土が適します。

庭植えの場合は、水はけをよくするために

あらかじめ軽石などを加えておくことをおすすめします。

◆水やり◆

鉢植えでは、鉢土の表面が乾いたら

鉢底から出るまで、たっぷりと水を与えます。

特に夏は乾きやすいので

1日に2回水やりが必要になることもありますよ!

庭植えでは、根が活着してしまえば

基本的に水を与える必要はありません。

晴天が長期間続いたり、葉がぐったりと

しおれるようなときは

たっぷりと水やりしてくださいね

◆肥料◆

生育期間中の早春から晩秋にかけては

定期的に肥料を施して株を充実させます。

緩効性肥料を真夏を除いて12か月に1

液体肥料を月23回を目安に施します。

冬の間に、寒肥を施しておくと

春の新芽の生育がよくなります。

◆病気◆

立枯病、白絹病、うどんこ病、葉枯病、さび病…

土に未熟な腐葉土などが混入していると

立枯病、白絹病などが発生しやすくなります。

また、風通しが悪いと、うどんこ病、葉枯病

さび病などが発生しやすくなります。

いずれも早めに対処してくださいね💦